ページ

2014年4月19日土曜日

途中出場のイチロー ダイビングキャッチのファインプレー

2014.4.15 10:20

 米大リーグ、ヤンキースで“第5の外野手”とも言われたイチローの評価が急上昇している。本拠地ヤンキースタジアムに宿敵レッドソックスを迎えた 13日の試合。途中から代走で出場し、右翼の守備に就いたイチローは、3-2の1点リードの八回、主砲オルティスの右中間の大飛球を背走、ジャンプ一番、 フェンスに激突しながらキャッチした。
 「捕れなくても二塁打なので、いきやすい場面ではあった。三塁打が嫌だったけど、オルティスだからね。ケガのリスクは僕にはあまりないからね」とニヤリと解説した。
 地元ファンからも大歓声を受けたばかりか、敵の番記者からも「イチローのプレーを見るためにお金を払う」とツイッターされたイチロー。「ちょっとジーンと、僕の気持ちもさすがに動く」と照れくさそうだったが、周囲の見る目は確実に変わってきた。
  攻守とも好調を持続するイチローに対し、ジラルディ監督も「驚きに値する捕球だね。彼が外野にいるときは、とてもいい仕事をしてくれる」と賛辞を贈った。 この日、イチローが右翼の守備に入ったとき、ベルトランが人生初めて一塁に回った。ニューヨーク・タイムズ紙は「シフトの移動がヤンキースに利益をもたら した」と伝えた。
 ア・リーグ東地区で首位を走るヤンキースにとって、イチローの力が不可欠になってきた。

レッドソックス戦の8回、ファンが見守る中、オルティスの大飛球を好捕するイチロー=13日、ニューヨーク(AP) 

共同

0 件のコメント:

コメントを投稿